“I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.” Thomas Edison.

徒然ストーリー

春のアルプス・スキー旅行

 ドイツ国境近くのスキーリゾート地で有名なオーストリアのチロル州。  その中で、春先になってもスキーが楽しめる穴場のウェステンドルフ(Westendorf)をご紹介いたします。
 ウェステンドルフはキッツビュール(Kitzbühel)群にある人口4,000人程の小さいながら活気のある町です。「この規模ならドイツ語しか通じないだろう」という不安は到着後一瞬で消えました。ホテル、ペンション、レストラン、カフェ、スーパー、どこにいっても英語で自然な会話ができます。それもそのはず、英語圏のお客さんが多く、標識やレストランのメニューは、ドイツ語、英語、オランダ語の三カ国語表記です。インテリア用品を取り扱うお店も見られ、アルプス山脈の大自然(もちろん冬のメインはスキー)を満喫するだけでなく、美味しい料理にちょっとしてショッピングも楽しめます。1998年にはヨーロッパの(市町)村第一位にも選ばれました。
 余談ですが、ドイツ語に慣れ親しんだ方が最初驚くのが、オーストリアでの挨拶。都会と違い道ですれ違うだけでも挨拶を交わすのが一般的なのは、ヨーロッパにお住いの方はご存知でしょう。しかしここでは、「グーテン・ターグ」ではなく「グリュース・ゴット」、さらには山岳地方特有の「セルヴス」という挨拶もよく耳にします。どれも「こんにちは」という挨拶に違いはありませんが、大胆に意訳するならば「良い一日を」、「神様のご加護を」、「良いことが起こりますように※1」でしょうか。
 今回利用したペンションは、外に出て角を曲がったところにリフト乗り場があるという贅沢なロケーションでした。その他、スキー旅行者であれば無料で利用できるスキーバスが常に周遊しているので、どのホテルからもリフト乗り場までは徒歩かバスで楽々です。シーズンパスは数日分纏めて購入するのがとてもお買い得(例:大人一日57EUR、3日間のフリーパスであれば159EUR※2)。さらに、クリスマス前やイースターホリデーといったスキー客が少ないには、大人のフリーパスを購入すれば、子供一人分が無料といった嬉しい特典もあります。また、レンタルスキーも充実しているので、手ぶらでひょっこり立ち寄りスキーを楽しむことができます。
 詳しい情報をお求めの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※1「Service=あなたに使えます、もてなします」という意味がります。挨拶のニュアンスの違いをイメージしていただくための大胆な意訳であることをご理解ください。  
※2 この料金で全Skiwelt(スキー・ワールド)エリアが利用できます。
         ウェブサイト:https://www.skiwelt.at/en/

   

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